1719 安藤ハザマ

株式会社安藤・間は、1889年に間猛馬が福岡県門司で創業した個人企業を起源とし、土木建築の請負から事業を始めました。その後、東京に本店を移し、合資会社から株式会社へと組織を拡充し、全国規模で大型土木工事を得意とする総合建設業者へと発展しました。一方、安藤建設株式会社は1873年に安藤庄太郎が東京神田松枝町で煉瓦建築を施工する建築業者として創業しました。1918年に株式会社安藤組を設立し、1962年に社名を安藤建設株式会社に変更しました。2003年10月には、旧ハザマ（青山管財株式会社）の会社分割により建設事業部門の承継会社として設立され、東京証券取引所市場第一部に上場しました。 同社の主な事業は、国内外の土木工事および建築工事の請負です。連結子会社も事業展開しており、安藤ハザマ興業株式会社は建設用資材の販売およびリースを、青山機工株式会社は土木および建築工事の施工を、菱晃開発株式会社は不動産の売買、賃貸および仲介を、ハザマアンドウ(タイランド)等は現地国における建設事業をそれぞれ主要事業としています。事業セグメントは、土木事業、建築事業、グループ事業の3つに分かれており、土木事業は国内外の土木工事全般、建築事業は国内外の建築工事全般、グループ事業は連結子会社における建設用資材の販売・リースや工事施工等を担っています。同社グループは、これらの事業を通じて、顧客のニーズに応じた建設ソリューションを提供しています。