1726 ビーアールホールディングス

株式会社ビーアールホールディングスは、1948年3月に鉄道砂利工業株式会社として創業され、鉄道用砂利供給および一般土木向け砂利供給を目的として設立されました。その後、社名を極東工業株式会社に変更し、さらに現在の株式会社ビーアールホールディングスへと改称しています。事業は主に建設事業、製品販売事業、情報システム事業、不動産賃貸事業にわたって展開されています。 建設事業では、プレストレストコンクリート（PC）技術を活用した橋梁の新設や構造物の補修・補強、土木および建築製品の製造・販売を行っています。グループ会社として、極東興和株式会社や豊工業株式会社があり、これらの会社が土木建築用のプレキャスト部材の製造などを担当しています。製品販売事業では、キョクトウ高宮株式会社がコンクリート二次製品を製造・販売しています。 また、情報システム事業では、ケイ・エヌ情報システム株式会社がグループ内外の情報システムの開発や保守を手掛けています。同社の売上の約8割は官公庁からの受注によるものであり、公共事業が主な収益源となっています。 ビーアールホールディングスは、二酸化炭素排出量低減コンクリートを使用した土木製品の実用化など、環境負荷低減にも積極的に取り組んでいます。さらに、自己資本利益率10％以上を目指し、建設事業における大型工事の進行や設計変更による契約金額の増加などを推進しています。