1777 川崎設備工業

川崎設備工業株式会社は、1951年に川崎岐阜製作所（現川崎重工業株式会社）の設備部門が分離独立して設立されました。本社は名古屋市に位置し、名古屋証券取引所メイン市場に上場しています。同社グループは、親会社である株式会社関電工と同社で構成され、空気調和、冷暖房、給排水衛生設備、電気工事を主な事業として全国で展開しています。 事業活動は、東部、中部、西部の3つのセグメントに分かれています。東部地区では東部支社や東関東支店、中部地区では中部支社や豊田支店、岐阜支店、西部地区では西部支社、神戸支店、中国支店などを中心に活動しています。親会社である関電工とは、営業や工事施工の面で連携を行い、効率的な事業運営を図っています。 設備のメンテナンス事業については、かつて100％出資によりカワセツ東京サービス株式会社、カワセツ中部サービス株式会社、カワセツ近畿サービス株式会社を設立しましたが、1998年に3社を合併し、カワセツサービス株式会社に変更しました。その後、2016年に清算されています。全国規模での事業展開と、親会社との連携による強みを生かした設備事業が同社の特徴です。