1853
森組
決算月:
3月
業種:
地方建設・土木森組 オルタナティブデータ
森組 株主総会議案データ
森組について
強み
森組は、顧客の要望に的確に応え、顧客に喜んでもらえることを最大の喜びとする経営理念を掲げています。6つの経営方針のもと、顧客の感動を追求し、地域社会に貢献することを目指しています。また、安全管理・品質管理を最重要課題とし、労働災害や品質・環境事故の発生防止に最善を尽くしています。 さらに、従業員が新たな技術や知識を積極的に習得できる環境を整え、従業員のエンゲージメントを高めることで、中長期的な企業価値の向上を目指しています。財務面では、自己資本比率50%以上を維持し、安定した財務基盤を築いています。さらに、国土交通省関東地方整備局および国土交通省近畿地方整備局から事業継続計画(BCP)の認定を受け、大規模災害時にも事業継続が可能な体制を整えています。
弱み
森組は、建設業界全体が直面している人手不足という課題を抱えています。少子化や建設業に対するイメージの影響で、新卒採用が慢性的に不足しており、同業他社との採用競争も激化しています。必要な時期に国家資格や技能を持つ人材を確保できない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、労務費や原材料価格の高騰も経営リスクとなり、請負金額に価格高騰を反映できない場合、業績に影響を与える恐れがあります。 さらに、地価の変動は不動産の売買や評価に影響を与えるリスクとなります。これらのリスクに対し、森組は新卒やキャリア人材の積極的な採用、働き方改革の推進、徹底的な価格動向調査、事業継続計画の策定などを通じて、リスクの低減に努めています。