1909
日本ドライケミカル
決算月:
3月
業種:
防災機器日本ドライケミカル オルタナティブデータ
日本ドライケミカル 株主総会議案データ
日本ドライケミカルについて
強み
日本ドライケミカルの強みは、防災設備、メンテナンス、商品という3つの営業種目を顧客層に応じて組織している点です。建築防災設備においては、高層化・高度化・短工期化に対応する施工管理能力やコスト管理システムによる厳正な原価管理、効率的な設計の見直し提案などが強みです。プラント防災設備では、個々の顧客の要望や過去の実績、消防の要求などを考慮した設備仕様の決定が可能です。また、船舶防災設備では、二酸化炭素消火設備・粉末消火設備が主力製品であり、各種船舶に対応した防災システムを構築しています。さらに、長年培ってきたエンジニアリング力をベースとしたコア・ビジネスの質的転換による営業利益率の向上とROEの維持を目標としており、収益力の向上と企業価値の増大に努めています。
弱み
日本ドライケミカルの弱みとして、いくつかの点が挙げられています。具体的には、事業環境、法的規制、品質保証、生産体制、海外事業展開、気候変動、情報セキュリティ、知的財産、訴訟、偶発債務、退職給付債務などがリスク要因として挙げられ、これらは経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、人材の確保に関しては、能力・成果主義に徹した人事制度を運用し、多様性の確保に向けた人材育成方針や社内環境の整備方針が策定されていますが、現時点では数値目標を定める段階には至っていないとのことです。