1929 日特建設

日特建設株式会社は、東京証券取引所プライム市場に上場している建設会社です。主な事業内容は、土木工事、地盤改良工事、法面工事、構造物補修工事などです。特に、公共事業への依存度が高く、受注高の約8割を公共事業が占めています。しかし、民間工事や海外工事の受注にも取り組んでいます。同社は、自然災害時の復旧・復興にも積極的に取り組み、脱炭素社会に向けた環境配慮技術の開発・推進にも力を入れています。また、多様な人材が活躍できる環境づくりにも取り組んでいます。サステナビリティ委員会を設け、リスクと機会を把握し、重要課題について議論し、取締役会で決定しています。同社は、「人的資本の確保と育成」、「生産性の向上」、「安全衛生・品質管理の強化」、「サステナビリティ経営の促進」、「新分野への挑戦」の５つの課題に取り組んでいます。また、研究開発活動も積極的に行っており、特に「地盤改良」、「のり面」、「補修補強」の分野での生産性向上や新技術の開発に力を入れています。技術開発においては、モルタル吹付ロボット「スロープセイバー」やプラント作業自動化システム「ショットセイバー」などを開発しています。