1969
高砂熱学工業
決算月:
3月
業種:
空調設備工事高砂熱学工業 オルタナティブデータ
高砂熱学工業 株主総会議案データ
高砂熱学工業について
強み
高砂熱学工業の強みとして、まず、空調設備の技術を核とした一般設備と産業設備の設計・施工、保守までの一貫した対応力が挙げられます。これにより、顧客の多様なニーズに幅広く対応することが可能です。また、脱炭素社会の実現に向けた技術開発力も強みです。省エネ技術、再生可能エネルギー・未利用エネルギー利活用技術、資源循環型利用技術の開発に注力しており、水素エネルギー利用技術を重要開発課題と位置付けています。さらに、1947年設立という歴史の中で培われた技術やノウハウ、顧客との信頼関係も大きな強みです。長年にわたり円滑な労使関係を維持しており、これもまた企業としての安定性を示しています。
弱み
高砂熱学工業の弱みとして、海外事業展開におけるリスクが挙げられます。不安定な政情、戦争やテロといった国際政治に関わるリスク、言語、地理的要因、法制・税制度を含む各種規制、商慣習の違いなど、様々なリスクが存在します。これらのリスクに対処できない場合、海外への事業展開、財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。また、事業拡大、資金調達に関するリスクも存在します。M&A等による事業拡大においては、対象企業の財務内容、契約関係、事業計画の精査が不可欠であり、金融市場が不安定な場合や信用力の悪化により格付機関から信用格付が引き下げられた場合等においては、好ましい条件で適時に資金調達をできる保証はありません。