強み

ＰＲＩＳＭ　ＢｉｏＬａｂの強みは、独自の創薬基盤技術「PepMetics技術」を拠り所としている点です。この技術の有用性を証明すると共に、この技術において競争優位性を確立することが重要です。また、国内外の製薬会社との共同研究や研究協力に関する契約を締結しており、これらの提携先との定期的なコミュニケーションを通じて新規提携先の拡充に努めています。さらに、研究開発を進めるために多様な人材の採用及び育成を強化する仕組みを構築し、共同開発事業の拡大に向けたプロモーション活動の効率化を図るため、自社ウェブサイトの充実化、営業体制の効率化及び強化に努めています。

弱み

株式会社東京楽天地の事業において、新薬開発という性質上、多額の研究開発費用が必要となり、先行投資の期間が続くため、営業損失が継続する傾向があります。安定的な収益源が先行投資を上回るまでの期間においては、研究開発の進捗に応じて適切なタイミングで資金調達を行う必要があります。しかし、資金を必要な時期や適切な条件で確保できない場合、事業の継続に重大な懸念が生じる可能性があります。 また、導出契約を締結した新薬候補化合物の臨床試験結果が望ましくない場合や、提携企業との協力関係が維持できなくなった場合、当初予定していた売上高が減少し、将来期待していた収益を得られないリスクも存在します。