2158 FRONTEO
FRONTEO 株価・ニュース
FRONTEO 株価・配当情報(α)
※ こちらのデータはα版です。網羅性・正確性に欠ける場合がございます。
FRONTEO オルタナティブデータ
FRONTEO プレミアムデータ
FRONTEO 業績(売上・営業利益・利益率・ROE・ROA等)
FRONTEO 企業概要
株式会社FRONTEOは、特化型AI「KIBIT」を核とし、AIソリューション事業とリーガルテックAI事業の二つを展開しています。AIソリューション事業では、ライフサイエンスAI分野における創薬支援や、ビジネスインテリジェンス分野で企業の課題解決を支援しています。特にライフサイエンスAI分野では、AI創薬領域のDD-AIFが創薬標的の探索やドラッグリポジショニングに活用されており、AI医療機器領域では、言語系AI医療機器の共同開発と事業化が製薬会社との連携で進められています。一方、リーガルテックAI事業では、国際訴訟支援や不正調査を中心に、eディスカバリ関連サービスを提供しています。 2003年にコンピュータフォレンジック専門企業として設立された同社は、AI技術を基盤とした事業展開へと移行しました。現在もAI技術を活用し、様々な分野で利便性向上を目指して製品開発やソリューションの拡充を進めています。 また、グローバル展開にも注力しており、米国や台湾に子会社を持っています。しかし、米国子会社の事業計画見直しに伴う減損損失の計上や、為替相場の変動など、事業運営におけるリスクも抱えています。 近年では、塩野義製薬との業務提携を通じて契約一時金収入を得るなど、新たな収益源の確保にも注力しています。同時に、構造改革費用を計上し、コスト構造の最適化を図るなど、経営体質の改善にも取り組んでいます。しかし、2期連続で経常損失を計上しており、財務制限条項への抵触が見られることから、継続企業の前提に関する重要な疑義も生じています。 株主への利益還元を経営の重要課題と位置付けていますが、当事業年度は無配当となっています。