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CDS


従業員数パッケージプラン
月額: 4,400

Metrics

従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


企業分析

強み

CDS株式会社の強みは、3つの事業セグメントのノウハウを組み合わせることで、顧客企業の製品開発からサービス保守までの全工程をサポートできる点です。ドキュメンテーション事業、エンジニアリング事業、技術システム事業の各分野で専門的な知識と技術を持ち、顧客の多様なニーズに対応しています。特に、長年の取引実績を持つ自動車業界をはじめ、幅広い業界にサービスを提供している点が強みです。 同社は、グローバル企業を目指し、最新のテクノロジーを常に追求する姿勢を持っており、事業の見直しを継続的に行っています。具体的には、ドキュメンテーション事業を「技術情報ソリューション事業」、エンジニアリング事業を「FAロボットソリューション事業」、技術システム事業を「デジタルソリューション事業」に名称変更し、事業基盤の強化を図っています。また、FAロボットに特化することで事業基盤の再構築を進めており、顧客ニーズへの対応力と新規事業開拓に力を入れている点が強みです。 さらに、同社は高い自己資本比率を維持しており、安定した経営基盤を築いています。また、技術力だけでなく、顧客との長期的な信頼関係を築き、地域貢献や環境保全にも積極的に取り組んでいる点が強みと言えるでしょう。

弱み

CDS株式会社の弱みとして、事業環境の不確実性による業績への影響が挙げられます。ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ問題、資源価格の高騰、物価上昇、中国経済の停滞、人手不足など、外部環境の変化に業績が左右される可能性があります。 また、特定の事業セグメントの業績変動が全体に影響を与えることも弱みと言えます。例えば、エンジニアリング事業では、教育関連の入札件数の減少により、減収減益となりました。同社は、ドキュメンテーション事業と技術システム事業は増収増益でしたが、エンジニアリング事業の減収が全体の利益を押し下げました。さらに、コロナ禍で抑制していた営業活動や採用活動を再開したことで、販売管理費が増加し、増収減益となっています。 事業活動においては、役務提供型の業務がほとんどであるため、毎期多額の設備投資や研究開発投資は必要ないものの、外部環境に左右されやすい事業構造であることが弱みの一つです。また、人件費や外注加工費などの運転資金は、基本的に営業活動によるキャッシュフローで確保していますが、資金不足が生じる場合には金融機関からの借入に頼らざるを得ない状況です。