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リンクアンドモチベーション
決算月:
12月
業種:
人材サービスリンクアンドモチベーション オルタナティブデータ
リンクアンドモチベーション 株主総会議案データ
リンクアンドモチベーションについて
強み
株式会社リンクアンドモチベーションの強みは、モチベーションエンジニアリングを基幹技術とし、組織と個人の変革を支援する独自のビジネスモデルにあります。組織開発においては、従業員エンゲージメントを診断した上で、採用、育成、制度、風土といった組織人事に関する変革ソリューションをワンストップで提供できる点が競争優位性となっています。特に、従業員エンゲージメントをマネジメントできるクラウドサービス「モチベーションクラウドシリーズ」は、市場において高いシェアを誇ります。 また、2000年の創業以来、診断にとどまらず変革まで支援してきた実績とノウハウも強みの一つです。近年は人的資本経営の推進ニーズの高まりを背景に、大手企業を中心に支援を拡大しており、今後の成長余地も大きいと考えられます。さらに、「LMGの経営方針3カ条」を全社員と共有し、法令遵守、人材重視、環境変化への迅速な対応を重視する経営姿勢も、持続的な成長を支える要素となっています。
弱み
株式会社リンクアンドモチベーションは、M&Aなどによる事業拡大を進めた結果、連結財務諸表においてのれんを計上しています。そのため、経営環境や事業状況の変化により事業収益性が著しく低下した場合、減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、債務超過に陥るリスクがあります。また、経済状況の変動により、特に中小ベンチャー企業へのコンサルティングや人材紹介事業において、業績に影響を受ける可能性があります。 さらに、労働者の男女間における賃金差異が指摘されており、給与が減額されている者のうち、女性の比率が高いことがその要因として挙げられています。