強み

サニーサイドアップグループの強みは、PR発想を軸としたコミュニケーション戦略にあります。 同社は、特定の業種に限定されず、国内外のクライアントに対し、商品・サービスなどのPRを手掛けており、クライアントニーズにきめ細かく対応した企画力とメディアリレーションを強みとしています。 また、インフルエンサーとSNSを組み合わせたマーケティングサービスも展開しています。 さらに、同社はM&Aを通じて事業を拡大しており、株式会社スクランブルのインフルエンサーマーケティングサービスを取り込むなど、新しいマーケティング手法を積極的に導入しています。 財務面では、継続的、安定的に営業キャッシュ・フローを確保することにより、事業活動に必要な流動性を維持することを財務上の重要な目標としています。

弱み

サニーサイドアップグループは、新規事業の立ち上げには既存の受託型事業よりもリスクが高いことを認識しており、予測とは異なる状況が発生して計画どおりに進まない場合は、投下資金を回収できず、業績に影響を与える可能性があります。 また、食品事故が発生した場合、社会的信用を失うことによる売上高の減少、損害賠償による損失の発生、一定期間の営業停止や営業許可の取り消し等により、経営成績及び財政状態に多大な影響を及ぼす可能性があります。 海外への事業展開においては、生産国の為替相場変動リスクがあり、資金繰りに注意を払う必要があります。 従業員賞与の計上方法の変更により、法人税等合計が増加し、親会社株主に帰属する当期純利益が減益となるなど、利益の計上方法によって最終的な利益が変動する可能性があります。