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カンロ
カンロ オルタナティブデータ
カンロについて
強み
カンロ株式会社の強みは、「生産技術力」と「研究開発力」です。同社は、優れた品質と安定供給を強みとしており、これがブランドを支えています。生産体制の拡充に向けて、既存工場への投資と新工場建設を計画しており、スマートファクトリーの導入や社員の多能工化を進めています。 また、糖にこだわり、素材と機能性を追求する「研究開発力」も大きな強みです。研究・技術本部の専門性を強化し、大学院履修支援制度などを設けて、専門知識や技能を社員に習得させています。この研究開発力により、独創的な商品の開発や新用途・新配合の製法開発を進めています。 さらに、社員のエンゲージメントを重視し、健康経営やダイバーシティを推進しています。2020年に健康経営宣言を制定し、健康経営優良法人に3年連続で認定されています。多様な個性を尊重し、社員がライフとワークのバランスを取りながら活躍できるよう、様々な制度を導入しています。これらの取り組みは、社員一人ひとりが成長し、仕事への誇りを持てる組織づくりに貢献しています。
弱み
カンロ株式会社の事業における課題として、原料価格の高騰と供給不安が挙げられます。ゼラチンなどのゲル化剤に加え、食品素材・添加物全般にわたり代替品の検討を実施しており、新規原料供給先の確保に努めています。 また、生産体制の拡充も課題です。既存工場への投資と新工場建設を計画しているものの、生産能力の増強には時間がかかります。スマートファクトリーの導入や社員の多能工化、現場社員の採用など、人財育成と確保も不可欠です。 さらに、グローバル展開においては、各種原料の海外法規対応を進める必要があり、輸出可能な配合への変更を継続的に実施する必要があります。特に、ノンシュガー製品の海外戦略や中国輸出製品の拡充には、新製品開発が求められます。 加えて、従業員エンゲージメントスコアの向上も課題として認識されており、2030年までの目標値を設定して、制度と仕組みの強化を進めています。社員が自律的に働き、共創するエンゲージメントの高い組織への変革が求められています。