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ピクセルカンパニーズ
ピクセルカンパニーズ オルタナティブデータ
ピクセルカンパニーズ 株主総会議案データ
ピクセルカンパニーズについて
強み
ピクセルカンパニーズ株式会社の強みは、システムイノベーション事業における技術力です。特に、金融機関向けのサーバーシステム開発や、ブロックチェーン技術等の先端技術を用いたシステム開発に強みを持っています。また、データセンター事業を新たな収益基盤として育成しようとしており、中長期的な成長戦略の中で、システムイノベーション事業とデータセンター事業に注力する方針を明確にしています。組織としては、企業価値向上と継続的な成長を追求し、プロフェッショナリズム、新しい発想、継続的な革新を重視しています。さらに、リスク管理体制を整備し、リスク管理委員会を設置して、様々なリスクに一元的に対応することで、事業継続性を高めています。また、コンプライアンス体制も強化しており、法令遵守のための教育や内部通報制度を整備しています。人材面では、多様な人材を受け入れるための働きやすい職場作りを推進し、積極的な情報開示を行うことで人材確保に努めています。コーポレート・ガバナンスについては、社外取締役を含む指名報酬委員会を設け、取締役の指名や報酬体系について、客観的な意見を取り入れた上で決定する体制を整えています。
弱み
ピクセルカンパニーズ株式会社の弱みは、継続的な損失計上と、それに伴う財務状況の不安定さです。特に、ディベロップメント事業とエンターテインメント事業が不採算であり、事業譲渡や撤退を検討しています。営業損失、経常損失、純損失が継続的に発生しており、営業活動によるキャッシュフローもマイナスとなっています。また、複数の連結子会社が債務超過の状態にあり、財務基盤の脆弱さが課題となっています。為替変動や金利変動のリスクも抱えており、これらが業績に影響を与える可能性があります。さらに、販売先の信用リスクや価格競争による収益性低下のリスクも指摘されています。内部統制については、強化に努めているものの、情報漏洩のリスクも存在します。事業計画の遅延も課題であり、特にデータセンター建設においては、用地変更やインフラの遅れなどが原因で、資金支出の時期が延期されています。このような状況から、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められており、事業の継続には不安要素があります。