強み

LAホールディングスの強みは、斬新で革新的な商品企画力を競争力の源泉とし、競合が少ないニッチな領域に特化することで独自のポジションを確立していることです。また、「都心一等地」「上質」をキーワードに厳選した仕入れ活動を行い、富裕層のニーズに対応した企画・デザイン力により、価格競争に巻き込まれることのない競争優位性の高い高付加価値の商品を提供しています。さらに、商品企画力を最大限に発揮できる不動産仕入に係る情報収集力や、不動産事業に携わる多くの協力事業者との強固な関係構築も強みです。これらの強みにより、持続的成長と企業価値向上を図っています。新築不動産販売においては、未来の一等地となるポテンシャルの高いエリアを中心に展開することで、住居系・商業系開発のブランド化を図っています。

弱み

LAホールディングスの弱みとしては、主力事業である不動産販売事業が購買者の需要動向に左右される傾向があることが挙げられます。購買者の需要動向は景気・金利・地価等の動向や住宅税制等の影響を受けやすく、所得見通しの悪化、金利の上昇等があった場合には、購買者の住宅購入意欲の減退につながり、販売期間の長期化や販売在庫の増大など、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、首都圏における競争が激しい状態にあり、今後の競合他社の参入状況によっては業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、不動産市況の変化、物件の取得競争の激化等により優良な物件を仕入れることが困難となった場合にも、業績に影響を及ぼす可能性があります。特殊な技能が要求される事業活動において、人材の育成・確保が予定どおりに進まない場合にも、今後の事業運営に影響を及ぼす可能性があります。