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ディーブイエックス


業種:
医療機器
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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/Month


ディーブイエックス オルタナティブデータ

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ディーブイエックス 株主総会議案データ

ディーブイエックスについて

強み

ディーブイエックスの強みとして、まず医療機器の専門商社としての長年の経験と実績が挙げられます。特に不整脈治療分野では、心臓ペースメーカ、アブレーションカテーテル、ICDなど、幅広い製品ラインナップを有しており、医療現場のニーズに対応した製品を提供することが可能です。また、関東地域を中心とした販売網を確立しており、医療機関との信頼関係も強固です。さらに、自社開発製品である自動造影剤注入装置「RAQUOS インジェクションシステム」を保有しており、独自技術による付加価値の向上が期待できます。国内外の最新医療情報を常に把握し、新商品の早期販売権獲得や薬事承認取得に注力することで、競争力を維持しています。同社は**「人に優しい医療」の実現に貢献**するという価値観を持ち、医療現場のニーズを捉え、最適なサービスを追求する姿勢も強みと言えるでしょう。サステナビリティに関するリスクへの対応も重視しており、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、リスクの評価と対応策の検討を行っています。

弱み

ディーブイエックスの弱みとして、まず売上高が関東地区に偏っている点が挙げられます。主力事業である不整脈事業は関東地区への依存度が高く、全国展開の遅れが課題となっています。また、販売代理店事業中心の事業構成であり、輸入総代理店機能の強化や独自製品の開発力強化が求められています。医療保険制度による償還価格の引き下げも経営上のリスクとなっており、顧客である医療施設からの値下げ要請が高まり、利益率を押し下げる要因となっています。医療機器業界における競争激化も課題であり、競合他社の製品登場や技術革新への対応が求められています。仕入価格の値上げや、主要仕入先との契約解除のリスクも存在します。また、人材不足もリスクとして認識されており、採用競争力の低下や退職者の増加による人材流出が懸念されています。さらに、情報セキュリティリスクや、投資判断の誤りによる損失発生リスクも存在します。加えて、事業継続リスクとして、自然災害、輸送事故、感染症拡大などの影響も考慮する必要があります。2024年3月期の決算では、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が前年比で減少しており、収益性の改善も課題です。営業キャッシュフローがマイナスに転じていることも懸念点です。