3103 ユニチカ
ユニチカ 株価・ニュース
ユニチカ 株価・配当情報(α)
※ こちらのデータはα版です。網羅性・正確性に欠ける場合がございます。
ユニチカ オルタナティブデータ
ユニチカ プレミアムデータ
ユニチカ 業績(売上・営業利益・利益率・ROE・ROA等)
ユニチカ 企業概要
ユニチカ株式会社は1889年に尼崎紡績会社として設立され、綿糸の製造から事業を開始しました。その後、事業を拡大し、1918年に大日本紡績株式会社に改称、1926年にはレーヨン糸の製造を開始しました。現在では、高分子事業、機能資材事業、繊維事業を中心に事業展開を行っています。 高分子事業では、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂の製造・販売を行い、特にバリアナイロンフィルム「エンブレムHG」などの高付加価値品の展開を強化しています。また、食品ロス・廃棄削減に貢献する製品の需要増加に対応するため、海外市場への拡販も進めています。さらに、EVシフトに対応し、車両軽量化を促進するナイロン6樹脂や不織布、EV用バッテリー用途のLIB用フィルムの製品開発にも注力しています。 機能資材事業では、ガラス繊維製品、活性炭繊維、ポリエステル不織布、コットン不織布、ポリエステル繊維の製造・販売を行い、ガラス繊維事業では透明性に優れたガラス繊維強化樹脂シート「ユークリアシート」や不燃認定品の開発に注力しています。不織布事業では、異形断面糸形状の「ディラ」や多機能性を有する「ユニダイヤ」など、高機能不織布の開発を進めています。 繊維事業では、ユニフォームや一般衣料向けの繊維製品を扱っていますが、2024年3月期には寝装分野やスポーツ衣料分野の販売が不調で、グローバル事業でもデニム生地の輸出販売が減少しました。 近年、環境問題への取り組みが強化され、バイオマスプラスチック「ゼコット」や環境素材「テラマック」の開発・普及が進められています。また、2030年までにCO₂排出量を2013年度比で46%削減する目標を設定し、2050年のカーボンニュートラルを目指しています。