3276 ＪＰＭＣ

日本管理センター株式会社は、2002年6月に福岡市博多区で不動産賃貸管理業及び一括借上事業を事業内容として設立されました。その後、本社を東京都中央区に移転し、現在はプロパティマネジメント事業を全国展開しています。主な事業は、オーナーから賃貸物件（マンション・アパート等の賃貸住宅）を一括して借上げ、一般入居者に転貸する一括借上事業です。このビジネスモデルは、大手賃貸住宅メーカー系の事業者とは異なり、建築事業に付随せず、一括借上事業を中心にオーナーに代わって賃貸経営を代行しています。建築工事、リフォーム工事、賃貸物件の管理・仲介、高齢者住宅の運営は、提携している全国のパートナー企業が担当しています。一括借上事業適用物件の仲介業務及び賃貸管理業務は基本的にパートナー企業へ委託しており、新築ニーズのあるオーナーに対しては、建築系パートナーが物件オーナーと直接、工事請負契約を締結します。また、同社グループでは、オーナーからの依頼を受け、収益物件の売買を媒介する提携売買仲介会社（イーベストパートナー）や、オーナーから高齢者住宅を転借し運営する介護系パートナー（ふるさぽパートナー）と連携しています。一括借上事業における借上げ期間は、新築物件で10年から35年、既築物件で10年から20年となっており、オーナーは借入金の返済期間に合わせて自由に選択できます。収益は、入居者からの賃料、パートナーからの初期手数料や事務手数料、加入金、月会費等から構成されています。