No Image

3672

オルトプラス


オルトプラス ニュース(β版)

Coming soon

オルトプラス レポート

レポート一覧

関連レポートはございません


プレミアムプラン

27,500 円(税込)/Month


オルトプラス オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


オルトプラス 株主総会議案データ

オルトプラスについて

強み

オルトプラスの強みは、ゲーム開発と運営における知見とノウハウを活かし、他社からの受託開発や運営によって安定した収益を確保できる点です。また、ゲーム領域に限定せず、開発力や運営力を活かせる場合は、ゲーム以外の領域でも積極的に案件を獲得していく方針です。 人材支援事業も強みの一つで、ゲーム開発会社に対し、自社の人材や他社の余剰人材を派遣または業務委託することで、人材リソースを提供しています。この事業では、新規顧客の獲得や既存顧客からの需要拡大に注力し、ゲーム業界以外への展開も視野に入れています。社内待機人員を他社のゲーム開発・運営現場へ派遣することで、より効率的な人材配置と収益獲得を目指しています。 さらに、多様な勤務形態や職場環境の改善、福利厚生の充実により、働きやすい労働環境の整備に努め、人材の確保と育成にも力を入れています。研修プログラムも体系的に実施し、社内人材の育成を図っています。 内部統制の強化にも取り組み、監査等委員会を設置し、コーポレートガバナンス・コードの基本原則に沿った各種施策を継続的に実施しています。これにより、経営の健全性や透明性の確保を図っています。 技術面では、AIをはじめとする新しい技術を活用したゲーム開発・サービス開発を進めており、技術革新への対応にも注力しています。 これらの強みを活かし、収益力の向上と事業基盤の安定化を目指しています。

弱み

オルトプラスの弱みとして、まず継続的な業績不振が挙げられます。前連結会計年度まで10期連続で営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、当連結会計年度においても同様の損失を計上しています。この状況は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせると認識されており、財務基盤の安定化が喫緊の課題となっています。 事業面では、主力事業であるゲーム事業の収益力向上が課題です。開発受託・運営受託で一定の収益を確保していますが、高い収益が期待できる自社ゲームタイトルの継続的な提供が不足しています。そのため、業務提携等によるパートナー案件の積み上げや、ゲーム周辺領域からの受注拡大による安定的な収益確保を目指す一方で、自社開発タイトルの強化も求められています。 また、技術革新への対応も課題の一つです。モバイルインターネット業界は技術革新のスピードが速く、新しいサービスが次々と出現するため、AIなどの新技術を活用したゲーム開発・サービス開発を迅速に進める必要があります。 さらに、プラットフォーム運営事業者の動向にも左右されるリスクがあります。オンラインゲームは主にプラットフォームを通じて提供されており、運営事業者の事業戦略の転換や規約変更などが、事業展開や業績に影響を与える可能性があります。 市場環境の変化や競合他社の動向もリスク要因です。競争が激しい市場において、開発費や広告宣伝費の増加、受注損失の発生、契約不適合責任などが業績に影響を与える可能性があります。 内部統制面では、内部関係者の不正行為やシステム障害のリスクも存在します。法令や企業倫理に沿った規程を制定し、内部監査等を実施していますが、これらのリスクを完全に排除することは困難です。 人材面では、優秀な人材の確保と育成が課題であり、多様な働き方を支援し、研修プログラムを充実させる必要があります。 これらの要因が、同社の収益性、事業継続性、成長性に影響を与える可能性があるため、早急な改善が求められます。