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サイバーリンクス
サイバーリンクス オルタナティブデータ
サイバーリンクス 株主総会議案データ
サイバーリンクスについて
強み
サイバーリンクスグループの強みとしては、いくつかのポイントが挙げられます。 まず、共同利用型クラウドサービス「シェアクラウド」を提供することで、顧客企業のITコスト削減や経営効率化を支援しています。さらに、流通業界や食品業界、官公庁といった景気変動の影響を受けにくい特定の業界に特化したサービスを提供している点も強みです。 クラウドサービスは契約期間にわたって継続的に提供されるため、顧客との長期的な関係を築くことができ、安定的な収益を期待できます。また、機械学習やAI、認証連携基盤などの先進的なIT技術を活用するとともに、ローコードやノーコード開発手法を導入し、開発効率を向上させる取り組みを進めています。 加えて、優秀な人材の確保と育成を重視しており、採用力の強化や多様な働き方への対応、待遇面の向上に力を入れています。内部統制システムも整備されており、リスク管理、情報セキュリティ管理、品質管理においてISO認証を取得しています。
弱み
サイバーリンクスグループの弱みとしては、いくつかの課題が考えられます。 まず、流通クラウド事業における食品流通業界は、少子高齢化や大手集約といった環境変化の影響を受ける可能性があります。また、官公庁クラウド事業についても、公共事業にかかる予算削減や情報システム投資の見送りなどが影響を及ぼす可能性があります。 さらに、システム導入や開発作業において、コストの見積もり誤りや作業の遅れ、仕様変更が発生した場合、費用負担の増加や開発の遅延が生じるリスクがあります。システムの不具合や欠陥が発覚すると、信用の低下や損害賠償などのリスクも伴います。 また、コンピュータシステムとそのネットワークに多くを依存しているため、システム障害が発生した場合、顧客へのサービス提供に支障をきたす可能性もあります。最後に、デジタル・ガバメント実行計画による地方自治体情報システムの標準化・共通化が進めば、自治体基幹システムのビジネスモデルが大きく変わり、業績に影響を与える可能性があります。