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デジタルプラス
デジタルプラス オルタナティブデータ
デジタルプラス 株主総会議案データ
デジタルプラスについて
強み
株式会社リアルワールドの強みとして、まず、デジタルマーケティングにおけるノウハウが挙げられます。同社は、長年にわたりインターネット広告事業で培った経験と、ウェブサイトの運営や広告運用などのデジタルマーケティングのノウハウを蓄積しており、これらのノウハウをグループ内の他の事業にも活用することで、相乗効果を生み出すことを目指しています。特に、株式会社アーネラのメンタルヘルス事業「マヒナ」を承継した際には、同社のマーケティングノウハウを注入することで相乗効果が期待されています。また、フィンテック事業への注力も強みの一つです。同社は、今後の成長戦略としてフィンテック事業を主要な注力分野と定め、経営資源を重点的に投入していく方針を示しています。この注力により、フィンテック事業の規模拡大、プロダクト・仕組化の向上、マネタイズの強化を図り、継続的な成長を目指しています。さらに、優秀な人材の採用・育成にも力を入れており、人材育成のための外部ブレーンも活用した積極的な育成を行うとともに、多様な働き方を選択できる人事制度を整備・運用しています。これらの人材育成への取り組みも、同社の競争力を高める要素となっています。
弱み
株式会社リアルワールドの弱みとして、まず、インターネット広告市場への依存が挙げられます。同社のデジタルマーケティング事業の収益の多くはインターネット広告に依存しており、市場の変化や競争の激化により、経営成績に影響を受ける可能性があります。また、コンプライアンスリスクも存在します。同社の事業を規制する法令として、「不当景品類及び不当表示防止法」「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」「著作権法」「個人情報保護法」などがあり、これらの法令に違反した場合や、新たな法令が制定された場合には、事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、知的財産権に関するリスクも存在します。同社が事業で使用する商標、ソフトウェア、システム、コンテンツなどが第三者の知的財産権を侵害する可能性があり、訴訟やクレームが発生した場合には、事業展開や経営成績に影響を与える可能性があります。また、資金調達の強化も課題として認識しており、運転資金やシステム投資、人材確保、借入金の返済など資金需要がある一方で、資金の源泉としては営業活動によるキャッシュフローに加えて、第三者割当増資や金融機関からの借入金などに頼っている状況です。