4046 大阪ソーダ

株式会社大阪ソーダは、1915年11月にソーダの製造販売を目的として設立され、大阪市に本社を置いています。 基礎化学品、機能化学品、ヘルスケアの3つの事業セグメントを中心に事業を展開しており、加えて、化学製品の販売・輸送・貯蔵、生活関連商品、建材、資源リサイクル等を行う商社部門も有しています。 基礎化学品事業では、クロール・アルカリ製品、エピクロルヒドリン、アリルクロライドなどを製造・販売しており、水島工場のアリルクロライド製造設備の補修と安定稼働に注力しています。機能化学品事業では、アリルエーテル類、エピクロルヒドリンゴム、ダップ樹脂、省エネタイヤ用改質剤、電極などのグローバルニッチトップ製品を市場に展開し、アクリルゴムやノンフタレート型アリル樹脂の新規用途開拓と規模拡大を図っています。ヘルスケア事業では、医薬品精製材料、カラム・装置等の分析機器、医薬品原薬・中間体などを扱い、糖尿病治療薬や肥満治療薬向けの需要増に対応するため生産能力を増強しています。また、バイオ医薬品領域への本格的な進出も目指しています。 同社は、中期経営計画において、「既存事業の継続的基盤強化」、「新製品創出力の強化」、「サステナビリティ経営の推進」を基本方針としており、安定したキャッシュフロー創出と成長分野への積極的な投資による事業基盤拡充を目指しています。また、女性管理職比率の向上や社内環境整備にも取り組んでいます。