4220 リケンテクノス

リケンテクノス株式会社は、1951年3月に設立された企業で、東京工業大学における塩化ビニル配合技術の基礎研究を基に、工業化調査を経て事業を開始しました。当初は資本金200万円でスタートし、東京都大田区羽田で塩化ビニルコンパウンドの製造を開始、その後、蒲田に工場を移設・拡充しています。同社は、コンパウンド製品、フイルム製品、食品包材製品の製造・販売を主な事業としており、これらの製品は、顧客との販売契約に基づき、製品の引渡し時点で収益を認識しています。国内販売では出荷時点、輸出販売では合意された地点への到着時に収益を認識しています。また、代理人として商品を販売する場合は、他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しています。事業セグメントは、「トランスポーテーション」、「デイリーライフ＆ヘルスケア」、「エレクトロニクス」、「ビルディング＆コンストラクション」の4つに区分、さらに、原材料の仕入・販売を行う「その他」の区分があります。同社は、グローバルに事業を展開しており、各ビジネスユニットが市場別の戦略を立案・実行しています。また、中期経営計画では、「基盤技術を強化しイノベーションを創出する」「カスタマーディライト商品のスピード開発」「DXを活用した、開発スタイルに転換」を掲げ、技術本部の方針としています。研究開発においては、「既存事業から手を伸ばせば届く範囲」をテーマとし、既存事業の半歩先、1歩先の領域に焦点を当てています。