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フジプレアム


決算月:
3月

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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/07 時点)330.00(-2)
PER(予)43.5
PBR(実)0.95
ROE2.6 %
ROA1.64 %
時価総額9,830 百万円

フジプレアム オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


フジプレアム 株主総会議案データ

フジプレアムについて

強み

フジプレアム株式会社の強みは、精密貼合技術を核とした高度な技術力と、その技術を活かした幅広い事業展開にあります。特に、ディスプレイ・タッチパネル市場における精密貼合技術は、難易度の高い技術を求められる用途製品の受注・開発に貢献しています。また、最先端生産設備の開発・導入により生産の高度化を図り、競争の激しい市場において優位性を保っています。さらに、自社開発の大型フィルムラミネート設備を保有し、フィルムラミネート製品の製造・販売に本格参入している点も強みです。研究開発部門と営業部門が緊密に連携し、市場の変化に迅速に対応する体制を構築しており、顧客の要望に応じた製品開発を可能にしています。自動車関連ビジネスにおいては、電動化・自動化が進む中で新たな部品ニーズに対応するため、新たにグループ化した株式会社東陽社製作所との連携により、事業拡大を図っています。クロスボーダーでの商品開発や製造等の商流の変化に機敏に対応する能力も強みであり、グローバルな視点での事業展開を可能にしています。また、同社は財務面でも比較的安定しており、不測の事態に対応できるよう注意を払い運営しています。

弱み

フジプレアム株式会社の弱みとしては、まず特定の地域への生産拠点の集中が挙げられます。主力製品の生産拠点が兵庫県西播地域に集中しており、地震や停電などの災害が発生した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。また、市場競争の激化も課題です。ディスプレイ・タッチパネル市場では新規参入企業の増加や海外企業の躍進により競争が激化しており、為替変動の影響でグローバルに製造していた完成品メーカーが商流を見直すなど、受注に影響を及ぼす事象も発生しています。太陽電池市場においても、国内制度の変更や海外メーカーの台頭により、国内メーカーにとって厳しい状況が続いており、コスト削減を迫られています。さらに、原油価格等のエネルギー価格の変動や、インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症拡大も、経営成績に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対応するため、同社は調達ルートの多様化を進めていますが、想定を上回る困難が生じる可能性も考慮する必要があります。また、製品事故が発生した場合、賠償費用の発生により経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があるため、品質管理の徹底が重要です。人材の確保と育成も課題として認識されており、組織体制の検討や人材の確保に注力しています。