4521 科研製薬

科研製薬株式会社は、1948年に株式会社科学研究所として発足し、その後、生産部門が分離独立して科研化学株式会社となりました。1962年には東京証券取引所市場第一部に上場し、2022年4月からはプライム市場に移行しています。企業理念として「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる」 を掲げています。主な事業内容は医薬品の研究開発、製造、販売であり、特に皮膚科領域、整形外科領域などに強みを持っています。 同社は、連結子会社として科研ファルマ株式会社とアーサム株式会社を有しています。科研ファルマは、同社製品の販売・購入を、アーサムは医薬品の研究開発を担っています。また、海外企業との技術導入や共同研究も積極的に行っており、グローバルな展開を目指しています。 同社は、「３つのよろこび」 を追求しており、患者さんのよろこび、社会のよろこび、社員のよろこびをそれぞれ重視しています。サステナビリティ経営を推進するために、2023年4月にサステナビリティ委員会を設置し、環境、人権、ガバナンスなどの重要課題に取り組んでいます。2024年4月には、12項目のマテリアリティを特定し、事業内容と経営計画に直接関連する課題に取り組む方針を示しています。