4569 杏林製薬

杏林製薬株式会社は、「キョーリンは生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します」という企業理念のもと、医療ニーズに応える価値の高い新薬を継続的に提供する新医薬品事業を中核に、健康関連事業を複合的に展開し、人々の健康に幅広く貢献することを目指しています。2023年4月1日には、キョーリン製薬ホールディングス株式会社を吸収合併し、商号を杏林製薬株式会社に変更しました。 主な事業内容は医薬品事業で、医薬品の製造、販売、仕入を行い、医薬品原材料の一部は関連会社である日本理化学薬品㈱から仕入れています。子会社のキョーリン リメディオ㈱は医薬品の製造販売を行い、キョーリン製薬グループ工場㈱は医薬品の製造及び試験を担っています。 同社は、長期ビジョン「Vision 110」を策定し、新薬開発に注力しています。低分子創薬だけでなく、核酸創薬など新たなモダリティにも取り組み、外部とのアライアンスを推進し、技術導出入や共同研究も行っています。しかし、新規導入品の獲得には至っていない状況です。 社員を大切にし、人と組織を活性化することを重視しており、人的資本の充実にも取り組んでいます。また、健康経営を推進し、社員一人ひとりの心と体の健康を重視しています。 リスク管理体制が整備されており、研究開発、薬価改定、アライアンス、競合、副作用、知的財産権、人材、訴訟、環境問題、大規模災害、金融市場の変動など、多岐にわたるリスクに対応しています。