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カルナバイオサイエンス


決算月:
12月
業種:
バイオ
Note

カルナバイオサイエンス レポート

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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/12 時点)348.00(+15)
PER(予)-
PBR(実)2.57
ROE-68.6 %
ROA-78.59 %
時価総額6,652 百万円

カルナバイオサイエンス オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


カルナバイオサイエンス 株主総会議案データ

カルナバイオサイエンスについて

強み

カルナバイオサイエンス株式会社の強みは、キナーゼ創薬基盤技術を中心に、独自の創薬パイプラインを次々と生み出せる点にあります。世界最大規模のキナーゼコレクションを保有しており、500種類以上のキナーゼタンパク質や数万種類のキナーゼフォーカス化合物ライブラリー、高品質なアッセイプラットフォームを駆使して創薬研究を進めています。また、製薬企業出身者が中心となって創薬研究を推進し、大学などのアカデミアとの共同研究も積極的に行っています。これらの技術力の高さは、複数の製薬企業への導出実績や国際的な学術雑誌への研究成果掲載にも表れています。 さらに、創薬支援事業を同時に展開し、安定的な収益を確保することができるため、自社創薬に係る研究開発資金を確保することが可能です。顧客からの信頼も厚く、高品質な製品やサービスを提供することで、売上拡大を目指しています。

弱み

カルナバイオサイエンス株式会社の弱みとして、いくつかの点が挙げられます。まず、研究開発費が先行するビジネスモデルであるため、資金の確保が常に課題となります。新薬候補化合物の導出や導出先企業の経営戦略の変更により、開発スケジュールが変更・中断された場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、キナーゼ阻害薬に特化しているため、製薬企業がキナーゼ阻害薬の研究開発を進める傾向が減少した場合、事業方針を変更せざるを得ない可能性もあります。さらに、主要顧客である製薬企業の研究部門が研究テーマを変更するなどにより、発注が予定通り行われない場合、業績に影響を与えるリスクもあります。 さらに、営業秘密の漏洩や、創薬研究と創薬支援事業を同時に行っているため、顧客情報の秘匿性への懸念も潜在的なリスクとして存在しています。これらのリスクを適切に管理し、安定的な収益基盤を確立することが今後の課題となるでしょう。