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カイオム・バイオサイエンス


決算月:
12月
業種:
バイオ
Note

カイオム・バイオサイエンス レポート

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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/13 時点)164.00(-1)
PER(予)-
PBR(実)5.78
ROE-66.9 %
ROA-41.35 %
時価総額11,161 百万円

カイオム・バイオサイエンス オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


カイオム・バイオサイエンス 株主総会議案データ

カイオム・バイオサイエンスについて

強み

カイオム・バイオサイエンスの強みは、独自の抗体作製技術にあります。この技術を基盤に、革新的な抗体医薬品の開発候補品を継続的に創出し、医療ニーズへの貢献を目指しています。また、創薬事業と創薬支援事業の組み合わせも大きな強みであり、創薬支援事業で得た収益を創薬研究開発に投資することで、持続的な成長を目指せるビジネスモデルを構築しています。 創薬支援事業における高い業務品質と柔軟な業務遂行能力は、顧客からの信頼を獲得しており、同セグメントで利益率50%以上を確保する目標を掲げています。さらに、初期臨床開発を経て導出することによって、前臨床段階での導出に比べて収益性の最大化を図る戦略も強みとしています。 また、社外の専門家との提携や共同研究を積極的に推進することで、創薬力を高め、開発パイプラインの拡充を進めています。

弱み

カイオム・バイオサイエンスの弱みとして、いくつかの重要な点が挙げられます。まず、研究開発費が収益に先行して計上されるため、継続的な営業損失が生じていることです。この状況が続くと、安定的な利益計上が難しくなり、マイナスの繰越利益剰余金が解消できない可能性があります。 また、複数の開発パイプラインを保有していますが、開発の遅延や中断、さらには中止のリスクがあります。これらのリスクが現実となった場合、経営上のリスクが高まり、収益性の改善が難しくなります。 医薬品開発の成功確率が低いため、1つの開発品目に依存することは経営上のリスクを大きくする要因となります。さらに、小規模な組織であることから、一部の取締役や幹部社員への依存度が高く、人材の確保と育成が計画通りに進まない場合、経営成績に悪影響を及ぼす恐れがあります。 外部環境によるリスクも存在します。競合他社が優れたリード化合物を創出した場合や、為替レートの変動により経営成績に影響を受ける可能性も考慮しなければなりません。 最後に、資金調達において新株予約権の発行などにより株式価値が希薄化する懸念もあります。