4598 Ｄｅｌｔａ－Ｆｌｙ　Ｐｈａｒｍａ

Delta-Fly Pharma株式会社は、「がん」だけでなく「がん患者」の全体を考慮し、患者が安心して家族に勧められる治療法を提供することを目指しています。同社の特徴的なアプローチは、「モジュール創薬」という独自の創薬方法です。既存の抗がん活性物質を「モジュール」として活用し、臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させた新規抗がん剤を創出しています。 同社の開発パイプラインには、現在進行中の第3相試験で再発・難治性急性骨髄性白血病治療剤であるDFP-10917や、肺がんなどを対象にしたDFP-14323、固形がんをターゲットにしたDFP-11207（第2相試験準備中）などが含まれています。また、DFP-14927やDFP-10825などの複数の開発品も進行中です。 これらの開発品については、ライセンス契約を締結し、承認を取得して製品販売による安定的な収益源を確保することが中長期的な最重要課題となっています。研究開発は外部機関との積極的な連携を通じて進められており、具体的な業務については外部の研究開発受託会社や製造受託会社に委託しています。