4896 ケイファーマ

ケイファーマは、「医療イノベーションを実現し、医療分野での社会貢献を果たす」という経営理念のもと、神経疾患を主な対象領域として、iPS細胞を活用したiPS創薬事業と再生医療事業を展開しています。同社は、世界中で有効な治療法が見つかっていない病気に対して、有効な治療法の開発に挑戦し、社会の課題解決と持続的な企業価値の向上を目指しています。 iPS創薬事業では、難治性神経疾患であるALSに対して、ロピニロール塩酸塩の第Ⅲ相試験を実施しています。また、その他の開発パイプラインについても、共同研究開発や事業提携の可能性を視野に入れています。再生医療事業では、亜急性期脊髄損傷に関する医師主導の臨床研究が行われており、さらに慢性期脊髄損傷、慢性期脳梗塞、慢性期脳出血、慢性期外傷性脳損傷に関する開発パイプラインの研究開発も進めています。 同社は、大手製薬企業との共同開発や販売権のライセンスアウトによる収益化を基本として事業運営を行っています。