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ポーラ・オルビスホールディングス


決算月:
12月
業種:
化粧品
Note

ポーラ・オルビスホールディングス レポート

レポート一覧

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ポーラ・オルビスホールディングス TVCM出稿量

8,250 円(税込)/


プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/07 時点)1,337.00(-11)
PER(予)36.0
PBR(実)1.81
ROE5.6 %
ROA4.64 %
時価総額306,355 百万円

ポーラ・オルビスホールディングス オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


TVCM出稿量

データ粒度:day

1日で放送されたCMの回数


TVCM出稿量

データ粒度:day

1日に放送されたCMの秒数


ポーラ・オルビスホールディングス 株主総会議案データ

ポーラ・オルビスホールディングスについて

強み

ポーラ・オルビスホールディングスグループの強みは、マルチブランド戦略を通じて多様な顧客ニーズに対応できる点にあります。株式会社ポーラは、エステと化粧品販売を融合させた「ポーラ ザ ビューティー」という店舗形態を持ち、顧客体験を重視した販売戦略を展開しています。さらに、委託販売契約を基盤にした販売パートナー制度により、地域密着型の販売網を構築し、ビューティーディレクターの独立を支援しています。これにより、販売員のモチベーションが高まり、効果的な販売が実現しています。 オルビス株式会社は、通信販売事業で培ったノウハウを活かし、インターネット販売や店舗販売に事業を拡大し、広範な顧客層にアプローチしています。各ブランドは、それぞれのターゲット顧客に合わせた製品開発や販売戦略を展開しており、グループ全体で顧客基盤を拡大しています。 また、グループは海外市場にも積極的に展開しており、台湾や中国などの市場で事業を拡大しています。さらに、新たな美白有効成分「開発番号MKS-518」が医薬部外品として承認を受けるなど、研究開発力にも強みがあります。 グループ全体では、製品製造工程の合理化、研究開発設備の強化、情報システムの強化などに投資を行っており、これらの投資が競争優位性を支えています。

弱み

ポーラ・オルビスホールディングスグループの弱みとして、いくつかのリスクが挙げられます。まず、販売パートナー(ショップオーナー、マネージャー、ビューティーディレクター)が特定商取引法に違反した場合のリスクがあります。委託販売モデルは販売パートナーの行動に依存しているため、法令遵守が徹底されることが不可欠です。また、特定商取引法の改正により委託販売活動に制限がかかる場合、グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。 次に、原材料価格の高騰もリスク要因です。原油などの素材価格が変動し、主要原材料の仕入れ価格が上昇すると、製品の製造原価が増加し、グループの経営成績に悪影響を与えることが考えられます。 持株会社としてのリスクもあります。グループの収入の大部分は子会社からの経営管理料、業務委託料、受取配当から成り立っており、子会社の業績が悪化すれば、親会社への配当が制限され、株主への配当支払いが困難になる可能性があります。 また、男女間の賃金格差も課題として挙げられます。グループでは男女同一の賃金制度を適用していますが、女性管理職の比率や上位職層に占める女性の比率が低いため、賃金格差が存在しています。2029年までに女性管理職比率を50%以上にする目標を掲げ、是正に取り組んでいますが、達成には時間を要する見込みです。 最後に、減損損失のリスクもあります。店舗や事務所、賃貸用資産、事業用資産に減損の兆候が見られた場合、将来のキャッシュ・フローに基づき減損損失を計上する必要があり、これが経営成績に影響を与える可能性があります。