5563 新日本電工

新日本電工株式会社は、合金鉄事業、機能材料事業、環境事業、電力事業を主な事業として展開しています。1934年に株式会社電気冶金工業所として設立され、フェロアロイの製造から事業を開始しました。現在では、鉄鋼、電子部品材料、電池材料など、幅広い業界のニーズに応える製品や技術、サービスを提供しています。 具体的には、合金鉄事業では鉄鋼製造に使用される合金鉄を製造・販売しています。機能材料事業では、リチウムイオン電池の正極材料やマンガン系無機化学品、ほう酸などを手掛けています。環境事業では、排水処理装置や純水製造装置の製造・販売、電気炉による焼却灰の溶融固化処理を行っています。電力事業では、電力の供給を行っています。また、その他にも鉄鋼用分析測定機器やプラスチックの加工・販売なども手掛けています。 従業員数は連結で625名で、事業別の内訳は、合金鉄事業212名、機能材料事業237名、環境事業54名、電力事業16名、全社共通106名となっています。さらに、労使関係は安定しており、新日本電工労働組合が結成され、日本基幹産業労働組合連合会に加盟しています。 2024年7月1日には、完全子会社である中央電気工業株式会社を吸収合併する予定です。