6272 レオン自動機

レオン自動機株式会社は、食品加工機械の開発・製造・販売を主に行う企業であり、子会社5社で構成されるグループを形成しています。 独自のレオロジー（流動学）応用技術を基盤に、常に進歩的な新技術開発に取り組み、食文化の継承と発展に貢献することを目指しています。具体的には、パンや菓子などの製造に使われる自動化機械を開発しており、「パンチラウンダーVR250ライン」や「2列火星人WN155型」、「包あん機AN210型」などの製品があります。2015年には、自動包あん機「105型」が日本機械学会の「機械遺産」に認定されました。近年では、IoTに対応したモデル「火星人CN050型」や「火星人CN700型」の製造販売も開始しています。食品製造販売事業も展開しており、子会社であるオレンジベーカリーでは、自社開発の「ターンオーバーロボット」を活用し、省人化を図っています。さらに、天然酵母パン種の研究も行うなど、食品そのものの開発も進めています。2022年には、東京証券取引所の市場区分見直しにより、プライム市場へ移行しました。2023年度からは新たな5ヶ年の中期経営計画を策定し、「改革と企業基盤の強化」を掲げ、グローバル展開やスマートファクトリー化を推進しています。