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WASHハウス
決算月:
12月
業種:
クリーニングWASHハウス オルタナティブデータ
WASHハウスについて
強み
WASHハウス株式会社の強みとして、まずセルフランドリー遠隔管理システムが挙げられます。これは、管理カメラとセルフランドリー機器の遠隔操作を組み合わせたもので、特許も取得しています。また、全店舗一括管理運営方式により、FC店舗、直営店舗に関わらず、すべての店舗を管理運営している点も強みです。FC店舗からのストック収入があること、積極的な販売促進キャンペーンの実施、自社生産の洗剤によるセルフランドリー関連事業収入があることも強みと言えるでしょう。さらに、WASHハウスアプリを通じたダイレクトマーケティングにより、顧客へランドリーサービス以外の価値を提供し、店舗売上高の伸張に繋がっています。
弱み
WASHハウス株式会社の弱みとして、まず天候要因に左右されやすい点が挙げられます。不照日が多い場合、セルフランドリー店舗の売上高に悪影響を及ぼす可能性があります。また、直営店舗の拡大には収益性の高い用地の確保が必要となりますが、地価の上昇や税制改正などにより、出店用地の確保が困難になる可能性があります。さらに、新規出店店舗は売上が安定するまでに数か月を要するため、FC店舗と直営店舗の割合が変化することにより、経営成績に影響を与える可能性があります。加えて、2023年12月期の親会社株主に帰属する当期純損失が33百万円となっていること、FC店舗数の減少が続いていることも懸念材料として挙げられます。