6618 大泉製作所
大泉製作所 株価・ニュース
大泉製作所 株価・配当情報(α)
※ こちらのデータはα版です。網羅性・正確性に欠ける場合がございます。
大泉製作所 オルタナティブデータ
大泉製作所 プレミアムデータ
大泉製作所 業績(売上・営業利益・利益率・ROE・ROA等)
大泉製作所 企業概要
株式会社大泉製作所は、1939年創業の温度センサを中心とする電子部品メーカーです。創業当初は航空機用電気接点の製造から事業を開始し、戦後には民需用電気接点の製造へと転換しました。その後、自動車用温度センサの生産に注力し、現在ではエンジン吸気、クーラント、カーエアコン用をはじめ、車両電動化に伴う二次電池、熱マネジメントシステム、モーター用温度センサなど、多岐にわたる用途に対応した製品を提供しています。 また、空調分野では家庭用エアコン、産業機器、医療機器向けの温度センサを製造しており、IoTの普及や環境意識の高まりを背景に家電や住宅設備向け需要の拡大にも応えています。さらに、サーミスタ素子を加工したエレメント製品は、温度補償や回路の安定用途で使用され、光通信半導体レーザー用温度センサの需要も増加しています。 生産体制は国内、中国、タイに拠点を構え、「地産地消」を原則とするグローバルな生産ネットワークを構築しています。海外市場ではTier1メーカーとの取引を積極的に開拓し、国内外の市場でのプレゼンスを高めています。営業体制は国内営業部、海外営業部、新規開拓部の3部門に分かれ、事業分野別には自動車部品、空調・カスタム部品、エレメント部品の3つの分野で事業を管理しています。 経営戦略としては、高機能・高品質・高付加価値製品に注力し、VE(価値工学)戦略を通じて価格競争を回避する方針を掲げています。また、環境対策や社会インフラの変化に迅速に対応し、生産の自動化・合理化を推進することで、利益体質の強化を図っています。主要な経営指標として売上高営業利益率8%以上を目標とし、自己資本比率を重視しながら、安定した配当を継続する方針も示しています。