6632 JVCケンウッド
JVCケンウッド 株価・ニュース
JVCケンウッド 株価・配当情報(α)
※ こちらのデータはα版です。網羅性・正確性に欠ける場合がございます。
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JVCケンウッド 業績(売上・営業利益・利益率・ROE・ROA等)
業績(四半期)(百万円)
業績(通期)(百万円)
利益率(四半期)
利益率(通期)
ROE・ROA(通期)
JVCケンウッド 企業概要
JVCケンウッドは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメントソリューションズ分野の3つの主要な事業領域を展開している企業グループです。 モビリティ&テレマティクスサービス分野では、カーAVシステム、カーナビゲーションシステム、ドライブレコーダー、車載用デバイス、テレマティクスソリューションなどを開発・製造・販売しています。自動車のデジタル化やコネクテッド化が進む中、グローバルな自動車市場の動向が重要な要素となり、特に海外OEM事業が好調に推移しています。 セーフティ&セキュリティ分野では、無線システムや業務用システムを提供し、公共インフラや企業における安全・セキュリティ意識の高まりを背景に需要が拡大しています。具体的には、映像・音響・通信関連機器やシステムソリューションの開発・製造・販売・施工・保守を行い、公共安全市場の成長が見込まれています。また、アイコム株式会社との提携を通じて競争力強化を図っています。 エンタテインメントソリューションズ分野では、ヘッドホン、イヤホン、ポータブル電源などのオーディオ製品や業務用カメラなどの映像製品、エンタテインメントコンテンツを扱っています。この分野は消費者のニーズの多様化に対応する必要があり、同社は構造改革を進めながら新たな事業機会の創出を目指しています。 JVCケンウッドは、これらの事業活動を通じて、「感動と安心を世界の人々へ」という企業理念の実現を目指しています。2007年にビクターとケンウッドが資本業務提携契約を締結し、2008年に共同持株会社を設立して現在の体制となりました。また、2023年4月1日付で従来の「パブリックサービス分野」を「セーフティ&セキュリティ分野」へ、「メディアサービス分野」を「エンタテインメントソリューションズ分野」へそれぞれ名称変更し、事業戦略を明確化しています。 同社は、グローバルに事業を展開しており、海外売上比率が5割を超えています。そのため、為替変動リスクや物流リスクなどの影響を受けやすく、これらのリスクに対する適切な管理が求められます。一方で、技術革新や市場競争が激しい環境の中で、高付加価値な製品・サービスの開発やコスト削減、サプライチェーンの安定化などに取り組んでいます。さらに、「健康経営優良法人」に7年連続で認定され、従業員の健康を重視した経営を推進しています。