強み

ネクスグループの強みは、研究開発型企業であることです。常に新しい技術をグループ内に蓄積していくことが競争力の源泉となります。 技術者の保有スキルの社内標準化、継続的な技術者の採用活動に注力することで、優秀な人材の確保と育成を図っています。 また、リスク分散化のために、製品ごとにアウトソース先を変更するなどの対応を行っています。 さらに、多様な事業セグメントを有しており、メタバース・デジタルコンテンツ事業、IoT関連事業、暗号資産・ブロックチェーン事業といった成長分野に注力しています。 これらの事業を通じて、顧客ニーズに対応した製品やサービスを提供することで、競争優位性を確立しています。

弱み

ネクスグループの弱みとして、まず研究開発型企業であることが挙げられます。優秀な技術者の確保と育成が困難になった場合、または優秀な人材が流出した場合、事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、ファブレス経営を行っているため、モバイル通信機器等の製造の大部分を外部にアウトソースしており、アウトソース先企業の経営状況やアウトソース先の開拓・維持が事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、モバイル通信機器の需要変動もリスク要因です。製品間の競争が激しく、技術の進化、競合製品の状況等により需要動向が大きく変動する傾向があります。 重大な不具合やPL法に抵触する事態が発生した場合、回収・修理費用や損害賠償の負担、信用低下、企業ブランドの価値劣化などにより、事業及び業績に影響を及ぼす可能性もあります。