6706 電気興業

電気興業株式会社は、1950年6月に設立され、通信施設の設計、製作、建設、改修、および施設の賃貸を主な事業目的としています。同社は、設立当初から通信インフラの構築に携わり、その後、高周波応用機器の製造や高周波熱処理受託加工、無線鉄塔や鉄構の製造など事業領域を拡大してきました。現在では、電気通信関連事業と高周波関連事業を主軸に事業を展開しており、その他事業として、土地・事務所等の賃貸や売電事業も行っています。 電気通信関連事業では、移動通信基地局用アンテナや無線装置の開発・販売、移動通信鉄塔のメンテナンス、防災行政無線の需要獲得、放送設備の更新・メンテナンスなどを行っています。また、高周波関連事業では、高周波熱処理受託加工や高周波新領域分野への事業化を推進しています。これらの事業活動を通じて、社会インフラの整備に貢献することを重要課題としており、サステナビリティ経営を掲げ、「職場風土・働き方改革」「コーポレートガバナンスの強化」「社会インフラ整備への貢献」「環境経営の推進」「新規事業の創出」の5つのマテリアリティに取り組んでいます。 同社は、東京証券取引所市場第二部に上場しており、株主への利益還元も重視しています。また、人材育成にも力を入れており、従業員一人ひとりが持続可能な社会の実現に貢献できる人材となるよう、教育研修や多様性を重視した採用を展開しています。