6724 セイコーエプソン

セイコーエプソン株式会社は、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業、マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業を主な事業として展開しています。 1942年5月に時計部品の加工などを目的として有限会社大和工業として設立され、その後、1959年に株式会社諏訪精工舎へ商号変更、1961年12月には国内製造会社として信州精器株式会社（後のエプソン株式会社）が設立されました。 事業系統図によると、エプソン販売株式会社がプリンティングソリューション、ビジュアルコミュニケーション、マニュファクチャリング関連・ウエアラブル製品の販売を担い、宮崎エプソン株式会社、東北エプソン株式会社、秋田エプソン株式会社、エプソンアトミックス株式会社、エプソンダイレクト株式会社などが製造を担っています。 同社はグローバルに事業を展開しており、2024年3月期の連結売上収益の8割以上が海外での売上です。アジア地域をはじめ、アメリカやイギリスなどにも生産拠点を持ち、世界各地に販売会社を設立しています。海外従業員数は全従業員数の7割以上を占めています。 エプソンは、インクジェット技術、紙再生技術、マイクロデバイス技術を核として、オフィス・ホームプリンティング、商業・産業プリンティング、その他の分野でイノベーションを追求しています。環境負荷低減や生産性向上を目指し、省エネルギー、小型化、高精度技術を駆使した製品開発に取り組んでいます。また、脱炭素、資源循環、環境技術開発にも注力しており、ドライファイバーテクノロジーなどの技術開発を通じて、環境負荷低減に貢献することを目指しています。