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日本電子
決算月:
3月
日本電子 オルタナティブデータ
日本電子 株主総会議案データ
日本電子について
強み
日本電子グループは、電子顕微鏡などの最先端機器を世界市場で販売しており、グローバル市場での製品競争力強化のために、新製品を継続的に投入しています。製品開発における人材確保や育成にも力を入れており、研究開発を経営の重要なテーマと位置付けています。また、同社は顧客との長期的な関係を重視し、有価証券を保有することで、取引の維持・発展、地域社会との関係強化を図っています。さらに、グローバルな事業展開を支えるために、海外法人との協調や相互信頼を築き、現地社会との連携を強化しています。生産性の向上を図ることで、競争力の向上にも努めています。
弱み
日本電子グループは、海外市場の経済変動や為替相場の変動により経営成績が影響を受ける可能性があります。売上高の約7割が海外におけるものであり、為替予約などのヘッジ取引を行っていますが、中長期的な為替レートの変動リスクは依然として存在します。また、理科学・計測機器事業は、各国の官公庁の研究開発予算や民間企業の設備投資の動向に左右されやすく、産業機器事業および医用機器事業は、市況の急激な変動による設備投資動向に影響を受ける可能性があります。売上高が第4四半期に偏る傾向があり、製品の検収作業の遅延などにより売上計上のタイミングが翌期にずれ込むリスクがあります。技術革新や製品のライフサイクルの変化に伴い、棚卸資産の廃棄や評価損が発生する可能性もあります。