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ファナック


決算月:
3月

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ファナック 拠点滞在時間

11,000 円(税込)/


プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/11 時点)3,810.00(+46)
PER(予)-
PBR(実)2.04
ROE8.6 %
ROA7.62 %
時価総額3,742,881 百万円

ファナック オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


拠点滞在時間

データ粒度:day

工場総滞在時間


拠点滞在時間

データ粒度:day

工場毎の平均滞在時間


拠点滞在時間

データ粒度:day

工場総滞在人数


拠点滞在時間

データ粒度:day

工場毎の平均滞在人数


拠点滞在時間

データ粒度:day

工場数


拠点滞在時間

データ粒度:day

一人当たりの平均滞在時間


ファナック 株主総会議案データ

ファナックについて

強み

ファナックの強みは、まず技術力が挙げられます。同社は、長年にわたりFA、ロボット、ロボマシン分野で培ってきた高度な技術力を有しており、常に最先端の製品を開発しています。例えば、重可搬ロボット「M-950iA/500」は、アーム1本のシリアルリンク構造を採用することで、広い動作範囲と狭い場所での柔軟な設備構築を可能にしています。また、「M-710iDシリーズ」は、動作性能の強化と防塵防滴性能、剛性のレベルアップを実現しており、幅広い産業分野で活用できます。  次に、グローバルなサービスネットワークも強みです。世界中に270以上のサービス拠点を持ち、100以上の国で迅速なサービスを提供することで、顧客のダウンタイムを最小限に抑えることができます。この手厚いサービス体制は、顧客からの信頼を厚くし、長期的な関係を構築する基盤となっています。  さらに、高い自己資本比率も特筆すべき点です。2023年度の自己資本比率は88.6%と非常に高く、外部からの資金調達に頼らず、安定した経営基盤を確立しています。これにより、積極的な研究開発や設備投資が可能となり、競争優位性を維持する力となっています。また、部品等の複数調達先の確保や調達先との関係強化など、サプライチェーンリスクマネジメントを強化しています。

弱み

ファナックの弱みとしては、まず外部環境の変化に影響を受けやすい点が挙げられます。世界的なインフレや高金利による景気減速、為替変動などの影響を受けやすく、業績が変動する可能性があります。特に、2023年度は、半導体等の部品不足による生産活動への影響は落ち着いたものの、在庫調整の影響により生産実績が前年比20.6%減、受注実績も前年比20.3%減となりました。  また、特定地域への依存度が高いことも懸念されます。例えば、ロボマシン部門では、中国をはじめとする海外市場の低迷により売上が減少しています。このように、特定の地域経済の悪化や政治的なリスクが、業績に大きな影響を与える可能性があります。  さらに、人材確保・育成に関するリスクも存在します。外部環境の急激な変化により競争が激化する中で、創造性豊かな優れた人材の確保・育成が重要となりますが、これらの取り組みが遅れたり、優秀な人材が流出したりした場合、競争力が低下する可能性があります。  最後に、管理職に占める女性労働者の割合が低いことも課題です。同社は、女性の活躍を推進する目標を掲げていますが、2024年3月期末時点での女性正社員比率は7.5%、女性幹部社員比率は3.1%と、目標に達していません。これは、技術職が正規雇用労働者の大半を占めており、技術職は近年まで女性の求人応募が非常に少なかったことが要因となっています.