7004 カナデビア

日立造船株式会社は、環境、機械・インフラ、脱炭素化の3つの主要な事業セグメントを持つ企業グループです。環境分野では、廃棄物処理施設の建設・運転・管理、アフターサービスなどを展開しており、国内外の多数の関連会社を通じて事業を展開しています。具体的には、廃棄物処理施設のコンサルティング、非破壊検査、運転管理、維持・補修など多岐にわたるサービスを提供しています。機械・インフラ分野では、産業機械、鉄構製品、製造設備などを扱い、脱炭素化分野では、舶用原動機やプロセス機器の製造、風力発電、水素水電解などの事業に取り組んでいます。従業員数は連結で約12,148人、単体で3,792人で、平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は16.3年となっています。また、同社は、日本基幹産業労働組合連合会（基幹労連）を上部団体とする労働組合を持っており、労使間の良好な関係を維持しています。グループ全体でサステナブル経営体制の確立を目指しており、コンプライアンスの徹底やリスク管理にも注力しています。同社は、事業投資、設備投資、開発投資など、各種経営戦略においてサステナビリティを重視した方針を掲げています。