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大同メタル工業


決算月:
3月

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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/06 時点)598.00(-12)
PER(予)8.1
PBR(実)0.40
ROE3.8 %
ROA1.38 %
時価総額28,417 百万円

大同メタル工業 オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


大同メタル工業 株主総会議案データ

大同メタル工業について

強み

大同メタル工業の強みは、まず、トライボロジーをコアとした高度な技術力です。長年の研究開発によって培われた摩擦・摩耗・潤滑に関する専門知識と技術は、同社が製造する軸受製品の高品質と高性能を支えています。また、多岐にわたる産業分野に対応できる幅広い製品ラインナップも強みの一つです。自動車、船舶、建設機械など、さまざまな分野のニーズに応じた軸受製品を開発・製造できるため、特定の業界の景気変動に左右されにくい安定した事業展開が可能です。さらに、グローバルな事業展開も大きな強みです。世界各地に生産・販売拠点を持ち、現地のニーズに迅速に対応できる体制を整えているため、グローバル市場での競争力を維持しています。加えて、顧客との良好な取引関係も同社の強みです。主要な取引先との間で、資本提携や技術交流などを通して長期的な関係を築いているため、安定した受注を確保することができます。同社は、材料の使用量削減やコスト低減活動にも注力しており、価格競争力を強化しています。また、人材育成にも力を入れており、社員の自律的なキャリア形成を支援することで、高いモチベーションを維持できるような職場環境を構築しています。

弱み

大同メタル工業の弱みとして、まず挙げられるのは、自動車用エンジン軸受への高い依存度です。同社の売上高の多くを自動車用エンジン軸受が占めているため、自動車の需要変動や内燃機関の需要減少といった市場の変化の影響を受けやすい状況にあります。同社は、このリスクを認識しており、再生可能エネルギー分野や電動化自動車関連分野への事業拡大を進めていますが、依然として、自動車用エンジン軸受への依存度が高いことが課題です。また、原材料の需給環境の不安定化もリスク要因です。軸受の主材料である鋼材や非鉄金属などの価格が変動しやすく、同社の業績や財政状態に影響を与える可能性があります。さらに、グローバル競争の激化による価格競争も、同社にとっての弱みです。特に海外市場では、価格競争力が重視されるため、生産効率の向上やコスト削減をさらに進める必要があります。同社は、新製品開発の不確実性も抱えています。市場ニーズに応じた新製品開発を継続的に行っていますが、研究開発活動の成果は必ずしも保証されるものではありません。同社は、サイバー攻撃や情報技術ネットワークの障害によるリスクにも直面しています。これらのリスクは、業務活動の停止や情報流出につながる可能性があり、適切な対策が必要です。