強み

全研本社グループの強みは、働く社員に依拠する部分が大きいことから、「優秀な人材の採用と育成に係るリスク」を特に重要なリスクとして認識しており、上記の戦略を実行していくことで当該リスクを逓減することを目指しています。また、従来のコンテンツマーケティング事業とメディア事業の連携を強化して事業を推進しており、サステナビリティ課題を含む事業等のリスク管理及びコンプライアンス体制の強化・推進のため、半年に１回、定期のリスク・コンプライアンス委員会を開催しリスクの調査、網羅的認識、対応策の検討等を行っています。

弱み

全研本社株式会社の有価証券報告書には、経営成績に重要な影響を与える可能性のあるリスクが記載されていますが、具体的な弱みについては明記されていません。 ただし、2024年6月期の売上高は前期比20.3％減、営業利益は59.2％減、経常利益は55.8％減、親会社株主に帰属する当期純利益は43.0％減と、大幅な減収減益となっています。主な要因として、株式会社サイシードの売却に伴う連結除外や、マーケティングセグメントでの売上高減少が挙げられています。