7711 助川電気工業

助川電気工業株式会社は、安全で快適な暮らしの維持向上に貢献することを基本方針とし、エネルギー関連事業と産業システム関連事業の2つを柱に事業を展開しています。さらに、飲食店の経営も行っています。 エネルギー関連事業では、原子力発電所の再稼働に向けた関連製品や、研究機関向け製品、核融合関連製品（リチウム鉛ループなど）の製造・販売を行い、特にグリーントランスフォーメーション（GX）関連や核融合研究に注力しています。 産業システム関連事業では、半導体製造装置関連製品（シース熱電対、シーズヒーターなど）やパワー半導体向けの高温熱処理炉、アルミ用電磁ポンプなどを製造・販売しています。ただし、温度センサーなどの半導体製造装置関連製品やFPD製造装置関連製品は、現在調整段階から抜け出せない状況が続いています。 同社は高度な技術開発力を必要とする製品に注力しており、技術本部が新製品、新技術および既存製品の改良に取り組んでいます。当事業年度の研究開発費は149百万円でした。 生産拠点は高萩工場に集約されており、全売上高の約9割を生産しています。従業員数は191名で、平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は21年です。 また、同社は株主への利益還元を重視しており、安定した配当を継続して実施することを基本方針としています。