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TAKARA & COMPANY
TAKARA & COMPANY オルタナティブデータ
TAKARA & COMPANY 株主総会議案データ
TAKARA & COMPANYについて
強み
TAKARA & COMPANYグループは、長年培ってきた本質的な優位性を基盤としています。具体的には、専門知識の蓄積、研鑽と発信、ガバナンスの深化、従業員の幸せ、環境問題解決に向けたソリューションの創出、ステークホルダーとの共栄という5つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、それぞれのアクションプランを定め、実行することを目指しています。また、ディスクロージャー関連事業においては、金融商品取引法関連製品、会社法関連製品、IR関連製品など、幅広い製品を提供しており、通訳・翻訳事業においては、ローカライズやトランスクリエーションサービスの更なる拡大、高品質サービスの提供、機械翻訳の品質向上、遠隔通訳サービスの拡大などにより、高品質+αの競争優位性の確立を実現しようとしています。
弱み
TAKARA & COMPANYグループが直面するリスク要因として、以下の項目が挙げられます。まず、技術革新による市場構造の変化や外的要因による需要減少の可能性が指摘されています。AI技術の進歩や自動翻訳の普及により、従来の翻訳サービス需要が減少するリスクがあり、さらに感染症の拡大により国際的な展示会や会議の開催が縮小されることで、通訳・翻訳市場全体が圧迫される懸念もあります。 また、新規上場会社数の減少や上場会社全体の減少に伴い、株式市場からの影響が顕著となることが予想されます。特に、不定期開示書類の受注は株式市場の動向に依存しており、上場企業が減少すれば顧客基盤の縮小が避けられません。 さらに、環境問題への取り組みが十分でない場合、ブランドイメージが損なわれるリスクも存在します。環境規制の強化に直面する中で、規制を遵守するだけでなく、積極的な環境対策を打ち出すことが、ブランド価値の維持・向上に必要とされています。 加えて、ディスクロージャー関連事業では顧客の決算期が特定の時期に集中しているため、売上高に季節的な偏りが見られます。このため、年度内での収益のばらつきが生じる可能性もリスクとして考慮すべき点です。