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立川ブラインド工業


決算月:
12月

立川ブラインド工業 レポート

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プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/11 時点)1,578.00(-31)
PER(予)11.3
PBR(実)0.61
ROE5.7 %
ROA4.39 %
時価総額32,765 百万円

立川ブラインド工業 オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


立川ブラインド工業 株主総会議案データ

立川ブラインド工業について

強み

立川ブラインド工業株式会社の強みは、長年にわたり培ってきた技術力と、多岐にわたる製品ラインナップにある。同社は、ブラインド、間仕切、カーテンレールなどの室内外装品だけでなく、機械式立体駐車装置や減速機といった異なる分野の製品も製造・販売しており、幅広い顧客ニーズに対応できる。特に、窓まわり製品においては、総合メーカーとしての地位を確立しており、顧客の信頼を得ている。また、同社は、国内外に生産・販売拠点を持ち、グローバルな事業展開を行っている。さらに、技術研究棟を新設し、新技術、新素材、新製法などの研究を推進することで、メーカーとしての開発基盤を強化しており、技術力の向上と環境負荷低減に繋がる製品開発にも注力している。加えて、同社は、サステナビリティを重視した経営を行っており、環境問題や社会課題の解決に貢献することを目指している。具体的には、マテリアリティ(重要課題)を特定し、具体的な取り組み項目・目標・KPIを設定し、サステナビリティの取り組みを推進している。また、安定した収益を確保できる事業体制を構築するため、中期経営計画を策定し、売上高と各段階の利益を重視している。

弱み

立川ブラインド工業株式会社の弱みとしては、為替変動の影響を受けやすい点が挙げられる。同社グループの製品や材料には海外からの輸入品が含まれているため、為替相場の変動が経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性がある。このリスクに対し、同社は為替予約などの対策を講じているものの、完全に影響を排除することは難しい。また、市場性のある株式を保有しており、国内外の情勢変化による株価下落が経営成績や財政状態に影響を与える可能性がある。同社は保有株式の合理性を定期的に検証し、保有数を見直しているものの、市場変動リスクは依然として存在する。さらに、売上高の約83%を占める室内外装品関連事業は、建築物件の完成・改装需要が年末や年度末に集中する傾向があり、経営成績が季節変動の影響を受けやすいという側面がある。同社は、情報セキュリティについても注意を払っており、対策ツール導入やアクセス制御を行っているものの、情報漏洩リスクは常に存在し、万が一の場合には社会的信用を損なうだけでなく、損害賠償責任が発生する可能性もある。また、原材料価格の高騰も経営上のリスクとして認識されており、高品質かつ安定供給を維持しつつ、市場環境に応じた生産拠点の整備や生産品目の適正化、在庫の適正化に注力していく必要がある。