8015 豊田通商

豊田通商株式会社は、1948年7月に日新通商株式会社として設立された商事会社であり、その起源は1936年にトヨタ自動車工業株式会社の金融部門として発足したトヨタ金融株式会社に遡ります。同社は、**国際会計基準（IFRS）**に基づいて連結財務諸表を作成しています。主な事業内容は、国内外での各種商品の売買であり、これらの商品の製造・加工・販売、事業投資、サービスの提供等も行っています。事業セグメントは、金属、グローバル部品・ロジスティクス、モビリティ、機械・エネルギー・プラントプロジェクト、化学品・エレクトロニクス、食料・生活産業、アフリカの7つの営業本部に区分されています。金属本部では、普通鋼、特殊鋼、非鉄金属などを扱い、グローバル部品・ロジスティクス本部では、モビリティパーツ製造やロジスティクス事業を展開しています。モビリティ本部では、乗用車、商用車の輸出・販売を行い、機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部では、製造・物流設備や再生可能エネルギー発電事業を手掛けています。化学品・エレクトロニクス本部では、自動車用構成部品や電子部品、食料・生活産業本部では、飼料原料や加工食品などを扱っています。アフリカ本部では、モビリティ事業、ヘルスケア事業、コンシューマー事業、インフラ事業などを展開しています。2024年4月1日には、組織再編により、金属本部と化学品・エレクトロニクス本部がメタル+（Plus）本部、サーキュラーエコノミー本部、デジタルソリューション本部の3本部に再編されています。