No Image

8016

オンワードホールディングス


決算月:
2月

オンワードホールディングス レポート

レポート一覧

関連レポートはございません


オンワードホールディングス TVCM出稿量

8,250 円(税込)/


プレミアムプラン

27,500 円(税込)/


株価指標(β版)

前日終値 (06/07 時点)571.00(-2)
PER(予)9.0
PBR(実)0.92
ROE10.4 %
ROA4.75 %
時価総額90,173 百万円

オンワードホールディングス オルタナティブデータ

従業員数

データ粒度:month

従業員数


従業員数

データ粒度:month

従業員数(子会社を含む)


TVCM出稿量

データ粒度:day

1日で放送されたCMの回数


TVCM出稿量

データ粒度:day

1日に放送されたCMの秒数


オンワードホールディングス 株主総会議案データ

オンワードホールディングスについて

強み

オンワードホールディングスの強みは、長年にわたり培ってきたアパレル事業におけるブランド力と、多岐にわたる事業展開にあります。特に、株式会社オンワード樫山は、売上高、経常利益、当期純利益、純資産額、総資産額においてグループ内で大きな割合を占めており、グループの主力事業を支えています。また、国内外に多数の子会社を展開し、グローバルな事業展開を行っている点も強みです。株式会社大和のように、カタログギフト等の企画販売を行う企業をグループ内に抱えることで、アパレル事業以外の収益源も確保しています。長年の実績に基づく品質管理体制も強みの一つであり、適切な品質管理基準を設定し、遵守することで製品の品質を維持しています。さらに、販売体制の強化のために、百貨店、直営店等の売場に対する投資を継続的に行っており、顧客との接点を拡大しています。自己資本比率も高く、2024年2月期には62.5%に達しており、安定した財務基盤を有していることが伺えます。株主総利回りも高く、TOPIX(配当込み)を上回っており、株主からの信頼も厚いと言えます。リスク管理体制も整備されており、自然災害、品質、取引先、知的財産権、法的規制など様々なリスクに対して、適切な対応策を講じています。

弱み

オンワードホールディングスの弱みとして、まず気象状況による売上変動リスクが挙げられます。主力であるファッション商品は天候に左右されやすく、冷夏や暖冬などの天候不順や度重なる台風によって売上機会を逸する可能性があります。また、取引先の経営状況や予期せぬ経営破綻による損失のリスクも抱えています。知的財産権の侵害による企業・ブランドイメージの低下、商品開発の阻害リスクも存在します。さらに、法的規制の変更やコンプライアンス違反による事業への影響も懸念されます。従業員数もアパレル関連事業に偏っており、ライフスタイル関連事業の成長を加速させるためには、従業員構成の見直しも必要かもしれません。また、過去には大きな当期純損失を計上している期もあり、経営成績の安定化も課題です。2024年2月期の**自己資本利益率は8.3%**であり、収益性のさらなる改善が求められます。賃金における男女間格差も課題として残っており、特に連結子会社では大きな差が見られます。さらに、市場の変動リスクにもさらされており、特に投資有価証券の価格変動が業績に影響を与える可能性があります。海外事業における不確実性も、リスク要因の一つとして挙げられます。減損損失も計上しており、資産効率の改善も必要です。