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京阪神ビルディング
決算月:
3月
業種:
不動産京阪神ビルディング オルタナティブデータ
京阪神ビルディング 株主総会議案データ
京阪神ビルディングについて
強み
京阪神ビルディングの強みとして、まず多様な物件ポートフォリオが挙げられます。オフィスビル、データセンタービル、ウインズビル、商業施設・物流倉庫など、様々な用途の物件を保有することで、市況変動リスクを分散しています。また、地域ポートフォリオの分散と立地を重視した投資により、資産価値の低下を抑制しています。さらに、既存ビルの開発・取得を通じた入居テナントの多様化や、適切なサービスの提供、テナントリレーションの強化を通じて、退去リスクの低減と賃料水準の維持・改善に努めています。株主への機動的な利益還元を行うため、取締役会の決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。
弱み
京阪神ビルディングの弱みとして、景気動向や企業業績、需給動向の影響を受けやすい不動産賃貸事業を主力としている点が挙げられます。都心部などでの新規物件の供給圧力もあり、将来の見通しは楽観視できない状況です。また、同社は、エクイニクス・ジャパン㈱、ソフトバンク㈱、日本中央競馬会の3社への売上集中が見られます。これらの企業とは原則として2年ごとに賃貸料等の条件を見直すこととなっており、売上高が大きく変動する可能性があります。想定を超える事業環境の急激な変化や省エネ規制の強化、建築コスト・資材価格等の高騰も業績に影響を及ぼす可能性があります。